ゆめのかはおいしい?まずい?みんなの評判・評価まとめ

愛知県の果物と言えば、何を連想しますか？

やはり、愛知といえばみかんが一番有名な果物かなと思います。

しかし、愛知県ではみかん以外では、ぶどう、柿、いちじく等、愛知県は様々な果物が生産されています。

愛知県生まれのイチゴ、「ゆめのか」もその一つです。

今回はこの「ゆめのか」について、どんなイチゴなのかという話や、ゆめのかの「おいしい」という評判や「おいしくない（まずい）」という評判を集めて、評価を分析しました。

ゆめのかについて

ゆめのかは2007年に愛知県で品種登録されました。

苺そのもののおいしさに加えて、主力他県の品種である「とちおとめ」よりも高い収量、「あきひめ」よりも高い輸送性を目指して研究・育成され、誕生しました。

名前には「みんなの夢が叶う」という意味が込められています。

20g前後と大きめのサイズで、果肉は硬すぎず柔らかすぎず、ほどよい食感とジューシーな果汁が特徴的です。

甘味と酸味のバランスがとれており、食味の良い調和した甘酸っぱさが味わえます。

この苺のお母さん（種子親）は「久留米55号」、お父さん（花粉親）は「系531」です。

全く馴染みが無い、なんだか苺らしからぬ名前と思われるかもしれません。

これは、愛知県農業試験場で育成された苺同士の交配であり、市場に出回っているブランド名のある苺では無いためです。

ゆめのかの味の特徴や旬の時期については別記事にて詳細を書いています。

ゆめのかの旬の時期(食べ頃)や味の特徴(糖度など）を解説

ゆめのかを食べて美味しかったという人の評価

この苺をおいしいと感じた人は、次のような評価をしています。

ゆめのかは糖度が高い苺ですが、甘さを引き締める酸味もあるので、さっぱりとした甘さを堪能できます。

そうした味わいの良さが評判で、1粒あたりが大きいことから満足感が高いことも高い評価に繋がっているようです。

平均的にも20gと大きめなサイズですが、中には40gに及ぶほど大きなサイズが採れることもあります。

果汁たっぷりな果肉と相まって、しっかりと噛める食べ応えの食感の良さが評判の苺です。

ゆめのかを食べて美味しくなかった（まずかった）という人の評価

逆に、この苺がまずいと感じた人はこう評価しています。

圧倒的に良い評判が多いものの、メリットである食べ応えのある硬さ、バランスのいい甘酸っぱさが、好みによってはまずい、今一つに感じてしまう人もいるようです。

しかし、「硬い」とは言っても、当然ガリガリ、ゴリゴリとした硬さではありません。

果実は厳密には「果皮」と「果肉」で部位が分かれており、この苺の硬さは主に外側の「果皮」付近にあります。

そして、内側の果肉にはみずみずしい果汁がたくさん含まれているので、咀嚼すればその柔らかさと混ざり合い、異なる食感が食べ応えや食味の良さに繋がります。

とは言え、「柔らかさ」を謳い文句にしている苺もあるので、そちらを食べ慣れている人には違和感が出てしまうのかもしれません。

林檎好きでも酸っぱい紅玉好きと甘い王林好きとでは好みが分かれるように、この苺の場合は「硬めで食べ応えのある苺」が好きな人に向いています。

ゆめのかを買う時のポイント

この苺を買う時にチェックしたいポイントは、「全体の色味」と「ヘタの色合い」です。

果皮が鮮やかな赤色になるタイプなので、全体的に綺麗に色づいている物を選び、ヘタはしなびていない物が新鮮な目印です。

色が濃くても、黒ずんでいるようであれば熟し過ぎている可能性があるので、表面のツヤの有無、ヘタの様子を確認しましょう。

まとめ

ゆめのかは愛知県が誇るイチゴで、甘さ、酸っぱさ、大きさ、どれもよいイチゴです。

ただ、特徴である「硬さ」が好みの分かれるところで、柔らかいイチゴが好きな人にはあまり好まれない傾向があるようです。

逆に言えば少し歯ごたえのあるイチゴが好きという人にはうってつけなので、あるていど歯ごたえがあるイチゴ好きの人はぜひ一度たべてみることをおすすめします。

⇒ゆめのかの旬の時期や味の特徴を解説

⇒ゆめのかととちおとめの違いを徹底比較

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