佐藤錦が美味しい有名産地はどこ?おすすめスポット3選

さくらんぼの最高級品種と言えば「佐藤錦」。

ルビーのような輝きと美しさで食べるのがもったいなくなってしまいます。

美しいだけでなく、食べ出したら止まらない甘さとほど良い酸味で人気の佐藤錦ですが、どこで作られているかご存知でしょうか。

そこで今回は、佐藤錦の有名産地や佐藤錦を食べられるおすすめスポットを3選紹介致します。

このページの目次

さくらんぼ界の王様「佐藤錦」とは？

さくらんぼの王様とされる「佐藤錦」は、さくらんぼなのになぜ「佐藤錦」という名前なのか疑問に思ったことはありませんか？

佐藤錦と呼ばれる訳は、大正時代に山形県に住む「佐藤栄助」氏がさくらんぼの品種「ナポレオン」と「黄玉」を掛け合わせて育成されたことが理由とされています。

何度も繰り返し育成をし続けた結果、昭和3年に「佐藤錦」と名付けられたのです。

糖度が高く、甘くて美味しく、見た目もキレイな佐藤錦は、長年に渡りさくらんぼのトップシェアを獲得し高い人気を誇っています。

佐藤錦の旬や味の特徴など、より詳しい情報は別記事にも記載していますのでよければご覧ください。

そんな美味しい「佐藤錦」の産地や美味しく食べられるスポットを徹底調査していきます。

佐藤栄助氏が佐藤錦を育成した場所は山形県は、佐藤錦の有名産地のひとつです。

佐藤錦の生産量の都道府県別シェアでは圧倒的！

全体の7割近くのシェアを占めています。

(2022年現在農林水産省「令和3年産・作物調査（果樹）」調べ）

生産量の都道府県別のランキングとしては

山形県が１位で、

２位が北海道、

３位が山梨県、

４位が秋田県となっています。

(2019年、農林水産省による主要な野菜・果物の統計より）

産地の場所に注目してみると、佐藤錦は寒い北の大地で育つ果物であることが分かるでしょう。

寒い北国で育った果物は、厳しい寒さを乗り越え果実には甘味と旨味が凝縮されているんです。

ここでは、甘くて見た目もキレイな佐藤錦が食べられるオススメのさくらんぼ狩りスポットを有名産地から3つご紹介します。

農園名	仲野観光果樹園
住所・URL	〒994-0103 山形県天童市川原子1784-5 http://www.nakanofruit.com/
さくらんぼ狩りの時期	6月上旬から7月上旬
価格	大人(中学生以上)1,500〜2,100円、小人1,200〜1,800円、幼児800〜1,400円　※時間によって異なる
食べ放題時間	30分、60分、1日
さくらんぼの品種	佐藤錦、紅秀峰、南陽、大将錦、月山錦、山形美人、紅さやか等

雨が降ってもテントの中でさくらんぼ狩りを楽しめるので安心です。

併設のカフェでは旬のフルーツを使ったスイーツやジュースを楽しめます。

農園名	大橋さくらんぼ園
住所・URL	〒079-1371 北海道芦別市上芦別町469番地 https://www.oh-cherry.com/
さくらんぼ狩りの時期	7月上旬頃から8月下旬頃
価格	大人(中学生以上)1,500〜3,000円、小学生1,000〜2,300円、幼児無料　※時期や入れる畑によって価格が異なる
食べ放題時間	時間制限なし
さくらんぼの品種	佐藤錦、紅秀峰、南陽、月山錦、サミット、スタックゴールド等

化学肥料を使わず有機肥料のみで40年以上栽培されたこだわりのさくらんぼです。

北海道という場所柄、敷地は広大ですが送迎車のご案内もあるので小さなお子さんから高齢の方も安心して楽しめます。

日本では最多品種50種類のさくらんぼが栽培され、さまざまな品種を食べ比べできます。

農園名	中込農園
住所・URL	〒400-0222 山梨県南アルプス市飯野2281-1 http://nakagominouen.com/
さくらんぼ狩りの時期	6月初旬から6月下旬
価格	小学生以上2,000〜3,000円、3歳から6歳の未就学児1,000〜1,500円、3歳未満無料
食べ放題時間	40分、60分
さくらんぼの品種	佐藤錦、高砂、豊錦、紅秀峰等