黄金桃と白桃の違いを徹底比較!

生食用の桃として人気が高い黄金桃と白桃。

黄金桃は果肉の黄色い黄肉種、白桃は果肉の白い白肉種で見た目に違いがありますが、味や旬、産地、値段についても違いがあります。

今回はそんな黄金桃と白桃を項目別に比較、解説していきます。

ぜひ、最後まで読んで、桃選びの参考にしてみてくださいね。

黄金桃と白桃(あかつき)の違いを項目別に比較

早速、黄金桃と白桃の違いを比較していきましょう。

今回は、黄金桃の比較対象として、白桃のなかでも最も生産量の多い品種「あかつき」を挙げています。

まずは、下記の比較表をご覧ください。

項目別で上から順に解説していきますね。

見た目

まず、決定的な違いとして色が挙げられます。

黄金桃は特有の黄金色にこだわっている農家が多く、太陽の光を当てない有袋栽培で、ムラのない統一された美しい見た目です。

一方、あかつきは、無袋栽培で太陽の光をいっぱい浴びて育てることが多いので、白い部分よりも桃色に染まる部分が多くなっています。

味・食感

どちらも果肉はややかためですが、果汁が多いのでジューシーです。

黄金桃は甘みと酸味のバランスがよく、マンゴーのような食味をしていますが、あかつきは酸味がほとんどない甘みの強い食味をしています。

旬

黄金桃は8月中旬頃から9月下旬頃までが収穫期で、最もおいしいとされる旬は8月中旬頃から9月中旬頃となっています。

あかつきは7月下旬頃から8月下旬頃までが収穫期で、旬が8月中旬頃から8月下旬頃と黄金桃よりも短くなっています。

黄金桃は白桃よりも収穫期がやや遅く、晩生種と言われていますが、旬は重なっていますので取り寄せなどで賢く手に入れれば食べ比べもできるでしょう。

産地

黄金桃の生産量が最も多いのは、誕生地でもある長野県で「川中島白桃」という品種から偶然生まれました。

そんな長野県では糖度13.5度以上で県内でもなかなか手に入らない最高級ランクの「輝々(キラキラ)」という黄金桃が栽培されています。

黄金桃は黄桃のなかでも珍しい生食用の桃で、元々希少価値が高いので「輝々」はもはや幻といっても過言でないくらいのレアな桃といえるでしょう。

かわって、あかつきの生産量が最も多いのは福島県で、国内生産量の半分以上を生産しています。

あかつきは神奈川県の園芸試験場で誕生した品種ですが、当時試験栽培をしていた12の県に福島県が含まれており、今では最も生産量の多い産地となりました。

あかつきという品種名も福島県の伝統的なお祭り「あかつき参り」にちなんで付けられています。

福島県のあかつきは大きくて糖度も高く、質が良いと評判です。

値段

値段で見てみると、黄金桃の方があかつきよりも若干高いです。

理由としては現在も生食用の桃といえば白桃のイメージが根強く、黄金桃をはじめとする黄桃が生食用としてスーパーなどの青果売り場に並ぶことは非常に稀だからです。

あかつきは桃の品種の中でも生産量No.1で、生産量だけで比べると黄金桃はあかつきに到底及びません。

黄金桃は希少価値が高いという理由から、単価も少し高くなっています。

黄金桃と白桃(あかつき)を食べ比べるならお取り寄せがおすすめ

「黄金桃と白桃(あかつき)を食べ比べてみたい！」

そんな方にはお取り寄せをおすすめします。

両品種は旬が重なっていますが、先に説明した通り、店頭に同時に並ぶことは非常に稀です。

しかし、ネットのお取り寄せを活用すれば、同時期に確実に手に入れることができます。

タイミングが良ければ黄金桃と白桃(あかつき)のお得な2色セットが販売されていることもありますので旬の時期には必見です。

また、黄金桃とあかつきは基本的に生食用ですが、実は缶詰もあります。

こちらもネットでお取り寄せができるので、興味がある方はぜひチェックしてみてくださいね。

【まとめ】目で見て楽しい2色の桃は贈り物にも最適

黄金桃と白桃(あかつき)の違いを項目別に比較しましたが、いかがだったでしょうか。

シェア率でいえば、あかつきがダントツですが、黄金桃もじわじわと人気を集めている注目品種です。

特にこの2品種は色の違いが明白で華やかなため、贈り物にも喜ばれるかと思います。

丁度、お中元の時期に旬を迎えますので、ギフト選びがマンネリ化してきたという方はぜひ2色の桃を検討してみてくださいね。