おいしい果物
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近年、ぶどうの人気がすごく高まっています。
シャインマスカットが特に人気ですが、他のブランド果物のぶどうも負けず劣らずおいしいです。
ナガノパープルも日本を代表するブランド果物の一つです。
今回はナガノパープルがどんなぶどうなのか、味の特徴やおすすめの食べ方などを紹介していきます。
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このページの目次
そもそもナガノパープルってどんなぶどう？
ナガノパープルとは濃い紫色の大粒の実が特徴的なぶどうで、長野県でしか栽培されていない品種です。
ご存知の方も多い芳醇な甘みの「巨峰」と、「リザマート」を掛け合わせて作られました。
品種登録されたのは2004年のことなので、まだ比較的新しいぶどうです。
長野県でしか栽培することが認められていないため、市場に出回っているのはすべて長野県で収穫されたものです。
長野県は水はけの良い土地柄であるだけでなく、1日の気温差が大きいため、古くからぶどうを始めとする果樹栽培が行われてきました。
ナガノパープルの食べ頃（旬）について
食べ頃は9月中旬～10月です。
他のぶどうは8月頃から出回り始めるのに対して、やや遅れて登場する印象となります。
「市場に出回るのが待ちきれない！」「少しでも早く食べたい！」という方は、長野県のぶどう農園に行って、直接ぶどう狩りを楽しみましょう。
ナガノパープルの味（糖度など）の特徴とは
糖度は18～20度もあり、強い甘みを感じられます。
酸味や渋みはほとんどなく、甘くても飽きない爽やかさがあって、食べやすいのが特徴です。
また、皮が非常に薄いので、皮をむかなくてもそのまま食べることができます。
皮には「レスベラトロール」というポリフェノールの1種が豊富に含まれています。
このレスベラトロールは美容効果が高く、お肌の新陳代謝を促してくれるので、夏の間にたくさん紫外線を浴びてダメージが蓄積されたお肌を労わるのにぴったりです。
日焼けやシミ・シワが気になる方は、積極的に摂取したいものです。
種がないので、種を取り出すことが苦手な小さな子どもや、嚥下力が低下したお年寄りでも安心して食べられます。
ただし、喉に詰まらせると大変です。喉に詰まらせる危険性のある方は、あらかじめ半分に切ってから食べるようにしましょう。
ナガノパープルは80％以上が水分なので、とてもジューシーです。
優しい香りがする皮ごと食べれば、口の中いっぱいに甘い果汁が広がります。
1粒が大きめではありますが、果肉が柔らかいので、口の中ですぐにほぐれていきます。
「味・食感・風味」の三拍子揃った、上品なぶどうです。
うっとりとするようなひとときを楽しみたい方は、ぜひご賞味ください。
美味しいナガノパープルの選び方や食べ方
美味しいぶどうを選ぶ時に、まず注目したいのは「ブルーム」です。
ブルームとは、ぶどうの皮の表面に見える白っぽい粉のことです。
皮全体にまんべんなくブルームが付着しているぶどうは、とても新鮮で美味しいのです。
ブルームのことを汚れや農薬と勘違いしてしまう方もいますが、ブルームが付いていても安心してお召し上がりいただけます。
ブルームは、ぶどう内の水分が蒸発しないようにぶどう自身が生み出したもので、これがあることによって、収穫後も鮮度を保つことができます。
ちなみに、ナガノパープルを栽培する農家では、食の安全性を高めるために無農薬栽培をしているところもあります。
中にはやむを得ず農薬を使用している農家もありますが、1房ごとに袋を掛けた後、ぶどうの実には農薬がかからないようにしながら最低限の農薬しか使用していないので、ブルームに農薬が混じっていることはありません。
ブルームの次に注目したいのは、「枝」です。
枝が太めのものは、その枝を通って実にしっかりと養分が蓄えられているため、甘くなっています。
また、枝が黄緑色のものはとても新鮮で、みずみずしい美味しさがあります。
反対に、茶色くしなびた枝のものは収穫してから時間が経っているため、実の水分が抜けてしまっている可能性があります。
美味しいぶどうを選ぶ際には、ブルームと枝の2点に注目しましょう。
美味しい食べ方としておすすめは、なるべく新鮮なうちにさっと水洗いして生食する方法です。
新鮮なものでしか味わえないジューシーな美味しさを堪能してください。
新鮮なうちに食べ切れない場合は、冷凍するのがおすすめです。
皮ごとそのまま冷凍しておくと、アイス代わりにつまみたくなる、低カロリーなデザートに変身します。
凍らせたまま食べてもシャリシャリと美味しいですが、解凍してから食べても、ジューシーな果汁が損なわれることなく満喫できます。
また、生産者の中で人気があるのは、ゼリーにする方法です。
大粒で濃い甘さのナガノパープルはゼリーに負けることなく、組み合わせることで、かえって存在感が主張されます。
ツルンとした食感のゼリーが合わさることで、いくらでも食べ進めたくなるスイーツになります。ぜひお試しください。
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まとめ
ナガノパープルは、長野県でしか栽培されていないオリジナルの品種です。
食べ頃は9月中旬～10月、糖度は18～20％にもなります。
他のぶどうにはない上品な甘さで、ジューシーな果汁を楽しめるので、ぜひ皮ごと召し上がってみてください。
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