シャインマスカット どこ産が美味しい?人気名産地について

近年、非常に人気が高い果物が種無しブドウ！

特に「シャインマスカット」はその筆頭で、大人気のブランド果物です。

種がなく普通のマスカットよりも皮が薄いので、皮ごと食べられるというのがヒットして、今や秋の大人気果物となっています。

（参考記事）

⇒シャインマスカットは普通のマスカットと何が違うのか

そんなシャインマスカットですが、誕生して日が浅いこともあり、「どこが名産地なのか」「どこ産がおいしいのか」という情報があまり浸透していません。

なので今回はシャインマスカットの名産地についての話をしていきます。

シャインマスカットを育てるのに適した土地・気候について

シャインマスカットは今までのマスカットを品種改良してできたマスカットなので、比較的雨や害虫に強いのですが、それでもできれば雨が少なくて、水捌けがよい土地が適しています。

また、特に重要なのが「昼夜の寒暖差が激しい」ということです。

寒暖差が激しいとマスカットの甘みがより強くなると言われています。

この特徴というのは基本的に他のぶどうと同じです。

今までのマスカット（マスカット・オブ・アレキサンドリア）は雨や害虫に弱くて育てられる土地が限られていたのですが、シャインマスカットは他のぶどうが育つ土地であれば栽培が可能です。

なので、今では他のぶどうの名産地もこぞってシャインマスカットの生産に取り組んでいます。

シャインマスカットの名産地

以下は2015年の東京中央卸売市場におけるシャインマスカットの都道府県別の入荷量です。

１位：長野県　約860t

２位：山梨県　約680t

３位：岡山県　約110t

出典:「市場統計情報(月報・年報)」東京都中央卸売市場ホームページ
(http://www.shijou-tokei.metro.tokyo.jp/index.html)

長野県、山梨県、岡山県ともに上記のシャインマスカットを育てるのに適した気候をしているので、より質の高いシャインマスカットを味わえます。

この３つの県であればどこの産地のものも美味しいとは思いますが、競争率が激しければそれだけ質も高くなりますので、より出荷量が多い県のものが間違いがないかと思います。

以下、長野県・山梨県・岡山県の中でも特にシャインマスカットで有名な地域を紹介します。

①長野県 中野市

長野県中野市は志賀高原のふもとで、冷たい雪解け水や真夏の強い太陽のおかげで非常に肥えた大地が広がっています。

果実を育てるにはまさにうってつけの場所です。

出荷量ナンバーワンの長野県の中でも特におすすめの地域だといえます。

⇒長野県長野市のシャインマスカットはこちら

②山梨県 勝沼町

山梨県勝沼町は甲府盆地の東端に位置しており、傾斜地で水ハケが良く日当たりもよい土地です。

さらに、日照時間も長く、昼夜の寒暖差が激しい土地なので、ブドウ作りに非常に適しています。

マスカット単体ではなく、ブドウ全体のくくりであれば山梨はナンバーワンの生産量をほこっています。

そして、ブドウ生産量ナンバーワンの山梨県の中でも勝沼はブランド産地の代表的な産地で、非常においしいブドウを生み出しています。

⇒山梨県勝浦市のシャインマスカットはこちら

③岡山県 倉敷市

岡山県倉敷市は、豊かな自然と温暖な気候に恵まれた瀬戸内海に面し、一級河川である高梁川から水門で取水し、ぶどうの栽培に活用しています。

岡山県は明治時代のころよりマスカット栽培を行っており、日本で一番最初にマスカットを栽培した地域として知られています。

この地域のマスカット栽培は70年以上の歴史があり、今まで栽培に携わったマスカットの匠達が多数存在しています。匠による高品質なぶどうが全国の市場で好評を得ています。

⇒岡山県倉敷市のシャインマスカットはこちら

【まとめ】シャインマスカットの名産地の素晴らしい美味しさを堪能しよう

シャインマスカットは美味しい上に食べやすいので、食べる上でストレスなく、非常に幸せな気分を味分けます。

せっかく高級果物であるシャインマスカットを食べるのであれば、産地までこだわって、究極に美味しいシャインマスカットを味わっていただけたらと思います。

ぜひぜひ本記事を参考に、素晴らしい名産地の美味しいシャインマスカットをご賞味ください。

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