シャインマスカットと瀬戸ジャイアンツ（桃太郎ぶどう）の違いは?

今、日本では初夏から秋にかけて、種無しのマスカットが大人気です。

そんな中でも特に知名度が高いのが「シャインマスカット」で、現在すごい売れ行きとなっています。

しかし、おいしい種無しマスカットはシャインマスカットだけではありません。

瀬戸ジャイアンツも非常に美味しい種無しマスカットです！

今回はシャインマスカットと瀬戸ジャイアンツの違いについて紹介していきます。

（補足1）

普通のマスカットとシャインマスカットは何が違うの？という質問に関しては別記事にて書いています。

⇒シャインマスカットと普通のマスカットとの違いとは？

（補足２）

瀬戸ジャイアンツのことを「桃太郎ぶどう」と呼ぶこともあります。

瀬戸ジャイアンツの中でも、一部の生産者さん(桃太郎ぶどう生産部会)のグループで栽培される瀬戸ジャイアンツは「桃太郎ブドウ」という名前で販売されているようです。

岡山産である瀬戸ジャイアンツなので、岡山で有名な桃太郎にちなんでその名前がつけられているのかと思います。

シャインマスカットと瀬戸ジャイアンツの特徴からわかる違い

シャインマスカットと瀬戸ジャイアンツは非常に似たような特徴をもっています。

どちらも

• 種がない
• 皮ごと食べられる
• 一粒が大きい
• 甘い（糖度が高い）

という特徴を持っており、「食べやすくて美味しい」ということで多くの方から支持されています。

なので、大まかな特徴は似ているのですが、「品種」が違うマスカットなので、若干の違いがあります。

それぞれの若干の違いを比較表にしました。

微妙な違いではあるのですが、シャインマスカットのほうが味が濃くて甘いです。

また、シャインマスカットのほうが比較的色が鮮やかなものが多く、贈答用として好まれる傾向があります。

甘くて、見た目もよいマスカットが欲しい場合はシャインマスカットがオススメです。

対して瀬戸ジャイアンツは甘さでは若干シャインマスカットに劣るものの、すっきり爽やかな味が特徴でたくさん食べても飽きない味わいがあります。

どちらも皮ごと食べられますが、瀬戸ジャイアンツのほうが皮がより薄いので、皮が口に残りにくいです。

なので、皮が気になる人には瀬戸ジャイアンツのほうがおすすめです。

（追記）

あと、産地の話を追記しておくと、瀬戸ジャイアンツの主要産地は岡山県なので、岡山県周辺の産地が名産地です。

シャインマスカットに関しては、現在全国各地で栽培されるようになったため、どこ産のものがよいかと迷ってしまうことが多いです。

シャインマスカットの産地に関しては別記事に詳しく書いたのでぜひごらんください。

シャインマスカット どこ産が美味しい?人気名産地について

【まとめ】シャインマスカットも瀬戸ジャイアンツもどちらも美味しいので、ぜひどちらも食べてみて！

今、シャインマスカットは「食べやすくて美味しいぶどう」として大人気を博しています。

対して瀬戸ジャイアンツは若干知名度は低めな気がします。

（瀬戸ジャイアンツのほうが先に生まれた品種ですが、後発のシャインマスカットに人気を奪われた格好になっていますね。）

ただ、食べやすさや味など、決してシャインマスカットにひけはとりません。

（私としては瀬戸ジャイアンツのほうが好みです）

シャインマスカットももちろんよいですが、瀬戸ジャイアンツも一度ぜひ味わってみてください。

また、シャインマスカットと瀬戸ジャイアンツに関しては別記事にてもう少し詳しく紹介していますのでぜひ御覧ください。

シャインマスカットの旬の時期(食べ頃)や味の特徴を解説瀬戸ジャイアンツ(桃太郎ぶどう)の旬の時期(食べ頃)や味の特徴(糖度など）を解説

⇒シャインマスカットはどこ産が美味しい？人気名産地情報

⇒シャインマスカットと普通のマスカットは何が違うのか

⇒シャインマスカットの旬の時期や味の特徴を解説

⇒瀬戸ジャイアンツの旬の時期や味の特徴を解説

⇒ピオーネの旬の時期や味の特徴を解説