とちおとめとスカイベリーの違いを徹底比較!


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赤くて甘酸っぱい味が特徴のいちごにはビタミンCが多く含まれていて風邪予防にも抜群!

 

いちごは女性に嬉しい美容効果もあり大人気の果物です。

 

そんないちごの中でも有名ブランドといわれるいちごは特に人気です。

 

本サイトでは様々な有名ブランド果物に関して、それぞれの違いや特徴を書いています。

 

今回はいちごの中でも特に有名な「とちおとめ」と、最近すごくおいしい品種が出たと話題になった「スカイベリー」について、それぞれの特徴や違いを比較してきます。


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とちおとめとスカイベリーについて

とちおとめとスカイベリーの比較をしていく前に2つの品種について簡単に概要を説明しますね。

 

◆とちおとめ

とちおとめは1996年に品種登録されたいちごで、生産地はいちご王国とも呼ばれている栃木県です。

 

昔は女峰(にょほう)などの品種が生産されていましたが、品種改良が行われ、とちおとめが誕生しました。

 

今ではほとんどがとちおとめに切り替えられ、栃木県内で生産されているいちごの約9割がとちおとめになっています。

 

甘酸っぱさが美味しいと日本でも有名ないちご品種の中のひとつで、今日本で一番生産されているいちごのトップブランド品種です。

 

※とちおとめに関しては別記事にて他の色々な有名イチゴと比較しています。

 

◆スカイベリー

スカイベリーはとちおとめの後継として、2014年に品種登録された栃木県の新しいいちごです。

 

おいしさが大空に届くようないちごという意味と栃木県にある「皇海山(すかいさん)」を掛け合わせスカイベリーという名前になりました。

 

「ベリーおおきい」「ベリーきれい」「おいしい」がコンセプトの栃木県の三ツ星いちごで、誕生して間もなく生産量もまだ少ないため、希少価値のあるプレミアムないちごの品種です。

とちおとめとスカイベリーの違いを徹底比較!

2つの品種について分かったところで、違いを徹底比較していきます。

 

 

大きな違いとしては、次の5つ「親品種」「見た目」「旬の時期」「味」「値段」です。

それぞれ比較していきますね。

親品種

とちおとめとスカイベリー、どちらも産地は同じものの、違う品種を掛け合わせて作った交配品種で父親と母親がいます。

 

その違いについても比較していきます。

 

◆とちおとめ

形が綺麗で果実が大きい父親の「久留米49号」と、味が美味しい母親の「栃の峰」を掛け合わせて誕生しました。

 

◆スカイベリー

いちごが育つうえで妨げとなる炭疽病やうどんこ病に抵抗性があり、味も美味しい父親「栃木20号」と、大きくて見た目が美しい母親「00-24-1」を掛け合わせて誕生しました。

 

とちおとめ、スカイベリーを比較してみると父親、母親は全く違う品種であることが分かりますね。

見た目

とちおとめの後継品種がスカイベリーとなると見た目、大きさなどに違いはないようにも思われますが、共通部分、相違部分がありますので、それらについてお伝えしていきます。

 

◆とちおとめとスカイベリーの見た目の共通部分

果皮の色は新鮮な赤色で、タネ周辺のクレーター(タネ周りの溝部分)が浅く、ツヤがあります。

 

◆とちおとめとスカイベリーの見た目の相違部分

カイベリーはとちおとめに比べると2.5倍ほどの大きさがあり、ピシッとした円錐型で、果皮によりツヤがあります。

 

見た目にほとんど違いはありませんが、大きさの点ではとちおとめとスカイベリーを比較すると、スカイベリーの方がかなり大きいことが分かりますね。

旬の時期

食べるときは旬の時期の美味しいいちごを食べたいですよね。

いちごといえば旬の時期は冬と思われやすいですが、本当の旬の時期は春です。

 

しかしクリスマスケーキなどで使用するいちごの需要が高く、それに合わせてハウス栽培による促成栽培の技術が進んだため、11月からいちごが出回るようになりました。

 

一般的ないちごの旬の時期が分かったところで、2つの品種の旬の時期を比較していきます。

 

◆とちおとめ

11月~6月頃まで出荷されますが、最も美味しい時期は1月~2月です。

 

◆スカイベリー

12月~5月頃まで出荷されますが、最も美味しい時期は2月~3月です。

 

とちおとめに比べてスカイベリーの方が出荷の時期は短いです。最も美味しい時期は1カ月ほどの差がありますね。

味に違いはあるのか比較していきます。

 

◆とちおとめ

果実はしっかりとしているのですが、噛むと口の中に果汁があふれる程ジューシーなバランスのとれたいちごで、糖度が高く、程よい酸味を持っているため、甘酸っぱさが感じられる味が特徴です。

 

果肉がかためであることから比較的日持ちします。

 

◆スカイベリー

大粒が特徴なので、噛むとジュースを飲んでいるかのようにみずみずしい果実が口の中に広がります。

 

甘さの中にすっきりとした酸味を感じられ、上品な味わいが特徴です。大粒だからといって味が大味になる心配はありません。

値段

最後に気になるお値段ですが、1粒当たりの値段に違いはあるのか比較していきます。

 

◆とちおとめ

1粒 50円~200円

 

◆スカイベリー

1粒 300円~500円

 

スカイベリーの値段は、とちおとめの2.5〜6倍高いことがわかりますね。


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【まとめ】とちおとめとスカイベリーを食べ比べてみて下さい

今回はとちおとめとスカイベリーの違いを徹底比較していきました。

同じいちごですが、親品種、見た目、旬の時期、味、値段に色々違いがあります。

 

とちおとめに比べて、スカイベリーのほうが希少価値で品質にもこだわっているので、その分高級で上品な味になっています。

 

長年親しまれているとちおとめと、最近誕生した新品種のいちご高級ブランドスカイベリーを、旬の2月に買って食べ比べをしてみてもいいかもしれませんね。

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