デラウェアはおいしい?まずい?みんなの評判・評価まとめ

デラウェア


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ブドウは果物の中でもとても歴史が古いので、非常にたくさんの品種があります。

 

日本でも古くから親しまれているものとして外すことができないのがデラウェアです。

 

特に、巨峰やマスカットといった最近人気が上がっている品種が出る前は、このブドウがメインとなっていました。

 

その特徴と味の評価について考えてみましょう。


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デラウェアについて

デラウェア

デラウェアはアメリカでたまたま発見されたブドウの品種で、交配によって意図的に作られたものではありません。

 

その歴史は古く、名称が付けられたのは実に1850年代にまでさかのぼるとされています。

 

日本に入ってきたのは1872年ごろだとされていて、ブドウの中でもかなり古くから親しまれてきた品種の一つです。

 

粒は最近の人気の品種と比べると小さめで、1房当たり100gから150gくらいが一般的です。

 

皮は赤紫色で、多少透明感があってそれほど濃い印象はありません。

 

ただし、育てる環境などによって黒に近い紫のものも見られます。

 

店頭に並んでいるものは種無しの商品が多いですが、もともと種無しの品種ではありません。

 

育てる時にジベレリン処理という作業をして種を人工的になくしているだけです。

 

そのため、デラウェアでも種ありの商品も見られます。

 

日本における旬は夏で、さわやかな香りを求めて人気が高まります。

 

全体的にさっぱりとした味わいで、酸味をほどよく感じられるのが味の特徴です。

 

強い甘みもあり、モノによっては糖度が20を超えるものも出てきます。

 

かなりの程度生産地や栽培方法などの条件で、糖度や酸味とのバランスが変わってくるため、上手に選んで好みの味を探す必要があります。

 

歴史的に古いということもありますし、加工しやすい特徴も持っているため、そのまま食べるだけでなくワイン加工用にも使われています。

 

その場合は、あえて1本あたりの房の数を減らしたり、収穫を遅らせたりして糖度を上げる工夫がなされることもあります。

 

皮は若干かたいので、むいて食べる人の方が多いです。

 

ただ、実離れが良いので簡単にむくことができるのは良い点です。酵素の関係で、皮をむくとすぐに変色してしまうので、食べる直前に皮をむく必要があります。

 

この特性からも、飾りむきには向いていない品種とも言えます。

 

デラウェアを食べて美味しかったという人の評価

 

昔ながらのぶどうの味。おいしい

甘さと酸っぱさのバランスがよくて、ああぶどう食べてるなーって気がします。

 

昔から慣れた味ということで、この品種がおいしいと感じる人は多いです。

 

小粒ですが十分な糖度がありますので、満足感を与えてくれるという評判です。

 

といっても、飽きるようなしつこい甘さではなく、酸味もしっかりとあるため味のバランスが取れています。

 

香りは巨峰などと比べると、あまり強くありませんが、味のバランスの良さと合わせて飽きずにたくさん食べられるというのも、高評価の理由となっています。

 

デラウェアを食べて美味しくなかった(まずかった)という人の評価

うーん、なんか甘みも香りも少なくてちょっと残念

デラウェアすっぱいよーもう買わない

 

この品種を食べてまずいという評価を下す人もいます。

 

その理由としては、香りが弱いというのが大きいです。

 

もちろん、さわやかで甘い香りを持つ品種なのですが、マスカットなどに比べると芳香が弱い傾向にあります。

 

そのため、マスカットや巨峰に慣れている方だと、多少物足りないということでこうしたまずいという評判につながっているのでしょう。

 

また、酸味が十分にある品種なので、糖度が低い商品だと酸っぱさが際立ってしまうこともあります。

 

余計に甘味が感じられなくなってしまいますので、結果的にまずいと思うわけです。

 

デラウェアを買う時のポイント

デラウェア

デラウェアは小粒ですが、1房にびっしりと実が詰まっているのが特徴です。

 

そのため、房全体の状態を見て、すき間がないくらい密になっているかをチェックしましょう。

 

すき間だらけの房だと、あまり成長ができていない証拠ですので避けます。

 

色は薄めの紫のものもありますので、濃ければ良いというわけではありません。

 

それよりも、表面にブルームつまり白い粉っぽいものが付着しているものを選ぶことが大事です。

 

枝が細めの品種ですので、収穫してから時間が経つと、どんどん実が落ちてしまいます。

 

パックの底などを見て、実がたくさん落ちているものは鮮度が下がっていますので避けて、しっかりと実が付いているものを選びます。

 

旬は夏なのですが、ハウス栽培もされていますので、5月終わりくらいから出ることもあります。

 

とはいえ、価格が下がり食べ頃となるのは7月と8月ですので、その時期に楽しむのが一番です。


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まとめ

デラウェアは非常に古い歴史を持つ品種で、日本でもブドウを象徴する種類となっています。

 

最近は巨峰やマスカットに押されていますが、その質は高くおいしいと評価する人は多いです。

 

糖度と酸味のバランスの良いブドウですので、万人受けするタイプとも言えます。

 

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