デコポンはおいしい?まずい?みんなの評判・評価まとめ

冬になると見かけることが多くなる

デコポン

大抵の人に「美味しい！」と大人気のみかんなのですが、一部の人には

デコポンそんなに美味しくない

と言われることもある模様。

なので今回はデコポンに関して、美味しかったという意見と美味しくない（まずい）という意見を集めました。

美味しくなかったという人の意見にはある程度特徴があったので、食べる前の参考にしていただければと思います。

デコポンについて

まずはデコポンに関しての簡単な説明から。

デコポンは「清見」と「中野3号ポンカン」を交配して作られた品種で、「不知火」とも呼ばれています。

最初は、見た目が理想的ではなかったり、育てにくさに注目が集まってしまったりとあまり厚遇されなかったのですが、やがて「おいしい」という声が聞こえ、量産がおこなわれるようになりました。

1991年から糖度13度以上のものに限り、「デコポン」という名称で出荷が開始されています。

少し不格好な見た目を甘さで裏切り、フルーツ好きの間で人気を集めている果実です。

なお、「デコポン」は品種ではなく、商標名です。

強い甘みが印象的で、酸味はそこまで強くないという評判です。

酸味があまり強くないのは、糖度13度以上、クエン酸1％未満が「デコポン」と名乗れると決められているからです。

クエン酸は酸味を指します。なお、この基準を満たしていないものは名称が「不知火」になります。

デコポンのより詳しい説明は別記事に書いていますのでご覧ください。

デコポンの旬の時期(食べ頃)や味の特徴(糖度など）を解説

デコポンを食べて美味しかったという人の評価

甘さや酸味に加え、みずみずしさも評価の対象になっていますね。

濃い味なのに後味がさっぱり、というのも特徴的です。

あとは、なんといっても甘みがすごいことに喜ぶ人が多いです。

デコポンは糖度が高いものだけがデコポンと名乗れるので、甘みが保証されており、甘い物好きにはたまらないですね。

デコポンを食べて美味しくなかった（まずかった）という人の評価

まず言いたいのは、デコポンをまずいというのはすごく少数派でした。

９：１くらいで美味しいという意見のほうが多かったです。

ただ、中には美味しくないという意見の人もいて、その人の意見を見ると、「剥きづらい」「食感が硬い」「酸っぱい」みたいなものでした。

ただ、上記の意見はデコポンの中でも鮮度が悪いものを食べた時に多い意見なので、おそらくちょっと悪いデコポンに出会ってしまったのではと思います。

ただ、意見の中で「甘すぎる」という意見もありました。

確かにデコポンは甘みと酸味のバランス的には甘みが強い傾向があります。

なので、甘さと酸っぱさの両方のバランスがいいものが好きな場合は好みではない可能性があるので注意が必要です。

デコポンを買う時のポイント

もともと見た目が不格好なこともチャームポイントですので、外見について「形」を意識する必要はないでしょう。気にするべきポイントは色です。

全体的にだいだい色が濃いものを選びます。薄い色のものは避けたほうが良いでしょう。

また、ヘタの部分は多少青みが残っているものが望ましいです。

持ち上げた時に重みを感じると、なお良いでしょう。みずみずしい食感が期待できます。

鮮度にこだわるあまり、「すぐに食べないと！」と焦る人もいますが、基本的に一定期間は保存できるので、そこまで慌てなくても大丈夫です。

というか、ある程度熟してきたほうが甘くて美味しいので、ちょっと保存するくらいがいいと思います。

ただし、完熟タイプに限ってはすぐに食べなければ腐ってしまいますので、その点は注意が必要です。

まとめ

デコポンはおいしいという評判が多く、まずいという評判はあまり聞かれない、好きな人が多い果物です。

「デコポン」という商標を名乗るためには厳密な糖度と酸味のパーセンテージを守る必要があり、規格を外れると別の商品として取り扱われるほどなので、一定水準の美味しさが保証されているからだと思います。

ただ、甘すぎるという意見もあり、酸っぱさ重視の人にはちょっと口にあわない可能性もあります。

自分が甘いもの好きか酸っぱいものが好きなのか判断するためにもぜひ一度食べてみてください！

⇒デコポンの旬の時期や味の特徴を解説

⇒有田みかんの旬の時期や味の特徴について

⇒有田みかんと田村みかんの違いとは？