紅まどんなはおいしい?まずい?みんなの評判・評価まとめ

日本で「みかん」や「オレンジ」は庶民的な親しみやすい果物ですが、最近では非常に丁寧に生産され、希少性の高いブランド果物も存在しています。

「紅まどんな」もそんなブランド果物の一つです。

「どれくらいおいしいの？」と気になっている人が多いようなので、今回は紅まどんながどんな果物で、評判がどのようなものなのか紹介していきます。

紅まどんなについて

「愛媛の貴婦人」と呼ばれるほど希少価値のあるみかんです。

1990年に南香と天草という品種を配合させて作られたみかんで、15年の期間を経て2005年に品種登録されました。

タンゴールというカテゴリーの柑橘類になります。

正式な品種名は「愛媛果試28号」愛称が「紅まどんな」になります。

ミカンよりひとまわりほど大きいサイズで濃いオレンジ色をしています。

皮が薄く柔らかいことも特徴です。愛媛でしか作ることしか認められていないので(2020年5月時点)産地は全て愛媛になります。

毎年収穫前に市場の関係者が集まり「選果目合わせ会」を開き、その年の基準を決めています。

その基準を満たしたものだけが「紅まどんな」として出荷されます。

さらに、紅まどんなは12月しか収穫されないため、ただでさえ出荷量が少ない上に基準を満たしたものしか出荷されないため、大変希少価値の高い品種となります。

どのような評判や評価があるのか調べてみました。

紅まどんなを食べて美味しかったという人の評価

糖度は他の甘めのみかんと同じくらいの12〜13度なのですが、クエン酸が1%と低く、これが酸っぱさが少なく甘みの強い要因となっています。

果汁がたっぷりと含まれていてみずみずしく、食べた瞬間からシトラスのさわやかな香りがします。

このジューシーさと香りが、甘みがあるのに爽やかと言われる要因です。

やはり驚くのがゼリーのような食感です。

プルプルと弾ける食感が本物のゼリーのようです。

薄皮がとても薄いので果肉をダイレクトに感じられるのも魅力です。

濃厚な風味と上品な香り、そして食感が一度食べると忘れられなくなる、と評判になり、評価が高いのも頷けます。

紅まどんなを食べて美味しくなかった（まずかった）という人の評価

紅まどんなだからどれも絶対おいしい、というわけではないようです。

食べ頃を過ぎてしまうとどうしてもまずいみかんとなり、評価や評判も下がってしまいます。

旬の時期は11月下旬から1月の上旬と短いです。

食べ頃のものが店頭に並ぶので、買ったらなるべく1週間以内に食べるのがいちばんおすすめです。

ただし、収穫したてのものは少し酸味があるかもしれません。

2〜3日置くと甘みを感じられるようになります。

その際には正しい保存方法をしてまずいみかんにならない様にする必要があります。直射日光を避け冷暗所で保存しましょう。

また、みかんといえば酸っぱくなくちゃ、という人には甘すぎるといえます。

ほかに、皮が剥きづらい、高すぎる、という評価を下げてしまう意見もありました。

外皮が薄く柔らかいのと、身がパンパンに詰まっているので隙間がなく、とても手では皮を剥きづらいです。

紅まどんなを買う時のポイント

皮の色が濃いのが特徴なので、全体が色付き鮮やかなもので皮にツヤがあるものを選びましょう。

また手のひらに重みを感じるものは果汁が多い証拠です。皮が浮いていないのを選ぶことも大切です。

まとめ

愛媛県の温暖な気候で栽培され、糖度が高く酸抜けも早いことに加え、みかんよりも大きく、きれいな橙色の外観から、ちょうど出荷時期と重なる年末の贈り物としても最近人気が高まってきているようです。

果肉を包む薄皮も柔らかいことから、小さい子どもからお年寄りまで幅広い年齢層に食べやすく好まれています。

ただ、出荷量が少なく、スーパーでもみたことがない、と思ってあきらめている人もいるかもしれません。きちんと楽天、Amazon、などのネット注文ができます。

しかし何度も申してるように貴重な果物です。すぐに売り切れてしまうので早めの予約をおすすめします。ぜひお試しください。