マスクメロン(アールスメロン)の旬の時期(食べ頃)や味の特徴(糖度など)を解説

メロン


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高級メロンの代名詞的な存在とも言える

マスクメロン

 

よく聞くメロンの名前なので、さぞ美味しいということは想像できますが、実際「どれくらい甘くて美味しいの?」「一番おいしく食べられる旬の時期とかはあるの?」という部分が気になりますね。

 

今回はマスクメロンについて、味の特徴や旬の時期、美味しいマスクメロンの選び方や食べ方などを紹介していきます。


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そもそもマスクメロン(アールスメロン)ってどんなメロン?

マスクメロン

名前の由来となっている「マスク」とは、もともとは香水のムスクのことを指しています。

 

ただ、マスクメロンというのは別名で、本当の名前は本当の名前は「アールス・フェボリット」と言い、イギリスが産地のメロンです。

(アールスメロンと言われることが多いです)

 

アールスというのは伯爵を意味する英語で、イギリスの、とある伯爵が所有する畑で収穫されたことから、「伯爵が好む」という意味の英語がこのメロンの名称になりました。

 

日本で生産されるようになったのは20世紀に入ってからで、大正14年に日本で栽培が行われるようになりました。

 

アールスメロンの生産日本一は静岡県で、温室栽培により生産されています。

 

静岡県の中部から西部にかけてこのメロンを生産する農家が多く、高級メロンの産地としても知られています。

 

このメロンの特徴は、表面に張り巡らされた網目の模様でしょう。

 

静岡県で生産されるこのメロンはなぜ高級と言われるのか、その理由は、手間が他のメロンとは比較にならないほどかかっているからです。

 

ガラス温室での栽培で、水の管理だけでなく肥料やりも計画的に、しかもすべて手作業で行われます。

 

戸外の畑で栽培されるメロンとは異なり、栽培には経験とノウハウが必要なため、だれもが栽培できるというわけではないこともあり、高級種と呼ばれています。

 

(補足)

静岡県を含め、他の地域でもマスクメロンの名産地とよばれる地域がいくつか存在しています。詳細は別記事にて書いています。

マスクメロン(アールスメロン)の食べごろ(旬)について

一般的なメロンの旬は春から夏にかけての時期です。

 

ただ、マスクメロンは温室栽培が主となっていることから、昨今では旬というものは基本的にありません。

 

年間を通して美味しいメロンが食べられるのは嬉しいことです。

 

年間を通じて手に入りますが、食べ頃についても知っておくと、美味しく食べられる時を逃さずに食べられます。

 

購入する際、メロンについている「つる」をチェックしてみてください。

 

アルファベットのTの字のようなつるがついていますが、最初はこのつるがピンと張っています。

 

それがやがてフニャッとしおれてきたら、熟れてきた印ですので、そのタイミングが食べ頃です。

 

あと、収穫したての皮の色は緑色ですが、熟れてくると皮が黄色っぽくなってきますので、その頃が食べ頃になります。

 

よく、メロンの下の部分を押して、柔らかければ食べ頃といった見分け方を紹介されることがありますが、あまり押しすぎないようにしてください。

 

アールスメロンはとてもデリケートなので、押すことで傷んでしまう可能性があるからです。

 

マスクメロン(アールスメロン)の味(糖度など)の特徴とは

メロン

マスクメロンは、お菓子を食べているのかと錯覚してしまうほどの高い糖度のメロンです。

 

糖度は14度から15度、ケーキを食べているかのような高い糖度を誇ります。

 

口に含むと果汁と甘みが口いっぱいに広がり、それほどメロン好きではなくても、美味しくてもっと食べたいという気持ちになるほどです。

 

名前の由来となっているムスクの言葉の通り、他のメロンにはない独特のアロマが特徴的で、切り分ける前から甘く清々しい香りが広がります。

 

美味しいマスクメロン(アールスメロン)の選び方や食べ方

美味しいマスクメロンを見分けるコツはあるのでしょうか。

 

静岡県で生産されているメロンの場合、等級が定められていて、最上級のものは「富士」と呼ばれます。

 

静岡県と言えば富士山、その富士山にちなんで最上級に付されている等級です。

 

1等級下がるごとに山、白、雪というランクに分けられます。

 

現地の直売所で販売されているお買い得なものは、白または雪が多いです。

 

店頭で購入する際には、どの等級かをチェックしてみると良いでしょう。

 

ちなみに、富士が付された等級のメロンは一般の店頭にはなかなか並ばないのが特徴で、高級な果物を扱うお店や百貨店などで販売されます。

 

よく桐箱に入れられたものを見かけますが、富士の等級がついているかどうかをチェックしてみると面白いです。

 

 

食べる時は、三日月型に切り分けて頂くのが最もポピュラーな方法です。

 

お好みによって、6等分、8等分などに切り分けてください。

 

常温でも良いですが、やはり冷蔵庫で冷やしてから食べると、美味しさがさらにアップします。

 

冷蔵庫で冷やす場合には、2~3時間前に入れておくと良いでしょう。

 

生ハムとの相性が良いことでも知られています。

 

フランス料理で出される、メロンの切り身に生ハムをのせたデザートは、いかにも高級な食べ物という感じがします。

 

生ハムがメロンの甘さをさらに引き出してくれることから、このような食べ方が人気になりました。


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まとめ

一度は食べてみたいのがマスクメロンではないでしょうか。

 

ムスクのような高貴な香りが特徴的で、みずみずしくジューシーかつ爽やかな甘みの品種です。

 

温室栽培ということもあり、旬と呼ばれる時期がなく、年間を通じて生産されています。

 

美味しいものの見分け方を理解しておくと、実際に購入するときにも役立ちます。

 

ちょっとした贅沢をしたいときにもおすすめの果物です。

 

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⇒マスクメロンの最高峰!クラウンメロンとは?普通のメロンと何が違うのか

 

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