おいしい果物
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夏のフルーツとして近年有名になり、見る機会が多くなってきた
マンゴー
その中でも特に有名なのが、宮崎県のブランド果物である
太陽のタマゴ
です。
太陽のタマゴは非常に高価で売られていたりしますが、実際どのようなマンゴーなのでしょうか。
今回は太陽のタマゴについて、旬の時期や食べ頃、味の特徴などを紹介していきます。
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このページの目次
そもそも太陽のタマゴってどんなマンゴー？
マンゴーと言えば東南アジアや中南米などの亜熱帯や熱帯産の果物という印象がありますが、日本でもマンゴーは生産されていて、沖縄や宮崎などはマンゴーの産地として知られています。
その中でも高級マンゴーとして知られているのが「太陽のタマゴ」という品種です。
他の国産マンゴーとどこが違うのかというと、糖度や完熟度です。
太陽のタマゴは宮崎県でとれたマンゴーの中でも、大きさ、みための美しさ、糖度などの厳しい基準が設けられており、その基準をクリアしなければ太陽のタマゴとして売り出すことができません。
太陽のタマゴには太陽のタマゴ独自のシールがはられており、そのシールが厳しい基準を乗り越えた美味しさの証になっています。
宮崎でマンゴーが生産されるようになったのは1984年のことです。
それまでは、沖縄のマンゴーが国産マンゴーの地位を築いていました。
宮崎でもマンゴーの生産が始まり、テレビでも宮崎産マンゴーが紹介されるようになると、たちまち有名になりました。
特に糖度が高く、完熟のマンゴーを「太陽のタマゴ」として販売を始めるようになると、他のマンゴーとは全く次元の違う甘さと香りが人気を呼び、高級マンゴーの地位を築き上げたのです。
過去の競りでは1玉25万円の値がついたこともあり、芸能人の間でも人気の果物として、マスコミでも度々取り上げられています。
そんなに高い果物なんて手が届かない、そう思われるかもしれませんが、高値がついたのはいわゆる初競りで、一般的に流通しているものはそこまで高くはありません。
それでも数万円もするものもあり、やはり高級フルーツの代名詞的な存在とも言えます。
太陽のタマゴの食べごろ（旬）について
太陽のタマゴはいつが食べ頃なのでしょうか。
一般的に、日本で生産されるマンゴーは春から初夏にかけて生産され、夏が近づけば近づくほど甘みが増し、旬を迎えます。
太陽のタマゴは甘み、成熟共に、完璧とも言える時期に収穫されるマンゴーに付与されるので、一般のマンゴーとは異なり、旬はわずか2ヶ月と短くなっています。
食べ頃は6月の梅雨の時期から2ヶ月で、この時期に限って、この品種が市場に出回るようになります。
気をつけないといけないのが、購入したらできるだけすぐに食べるようにすることです。
なぜかというと、太陽のタマゴは完熟させた状態で採るので、採れてから72時間以内がこのマンゴーの賞味期間で、これを過ぎてしまうと、風味が落ちてしまいます。
高級果物店で販売されているものはすでに食べ頃を迎えているので、その日のうちに食べるようにするか、冷蔵庫に入れて翌日までには食べ切るようにしてください。
太陽のタマゴの味（糖度など）の特徴とは
太陽のタマゴの糖度は、果物の中でも抜群に高い15度です。
太陽タマゴとして販売できる基準が15度以上なので、それ以下の糖度の太陽のタマゴは市場に出回りません。
コーラの糖度が9度と言われていますので、コーラよりもはるかに甘いことがわかります。
それでも清涼飲料水やケーキと比較すると糖質は低いので、安心して甘いマンゴーを召し上がってください。
味は完熟マンゴーのさらに上をいく甘さで、上品かつジューシーな食感が特徴です。
豊富な栄養素が含まれているのも特徴です。
マンゴーには、体内の塩分を排出してくれるカリウムが豊富に含まれています。
カリウムは、血圧を低下させるのに役立つ栄養素です。
その他、にんじんにも含まれているベータカロチンや、ビタミンCも豊富に含まれているので、美容にも役立つ果物です。
ただし、マンゴーは漆科の植物になるため、漆アレルギーのある方は注意が必要です。
美味しい太陽のタマゴの選び方や食べ方
基本的に店頭で並んでいるものはすでに完熟なので、食べ頃を迎えています。
ジューシーな果肉をたっぷり楽しみたい場合は、大きめのものを選ぶようにしてください。
マンゴーはとても敏感な果物なので、この種のマンゴーは店頭で手に取って選ぶことはできない場合がほとんどです。
そこで、真っ赤に熟したものを選ぶようにすると良いでしょう。
熟しすぎると黒色の斑点が出てきてしまいます。
店頭でそのようなマンゴーを見る機会はないかもしれませんが、もし見つけたら避けた方が良いでしょう。
三等分にして包丁で果肉に切り目を入れ、皮を押して果肉を外側に押し出すようにすることで、食べやすくなります。
または、三等分してから皮を剥いて、果肉を食べやすい大きさにカットして召し上がるようにしてください。
忘れてはいけないのが、種子の部分です。
この部分にも果肉があるので、しゃぶるようにして食べるのがポイントです。
マンゴーを切り分ける人の特権かもしれません。
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まとめ
太陽のタマゴは、宮崎産の完熟マンゴーの中でも、より優れたものに対して付与される名称です。
宮崎県が誇る果物だけあって、期待は決して裏切られない逸品です。
収穫する段階ですでに熟れていて、旬を迎えていますので、購入したらすぐに召し上がるのが最も美味しい食べ方になります。
マンゴーの切り方を迷うかもしれませんが、お客様に出さないのであれば、自分が好きな形にカットして食べるのが一番美味しいです。
あるいは、皮を全部剥いて丸ごと食べるというのもいいかもしれません。
マンゴーを使ってプリンやケーキにすることもできますが、このマンゴーは生のままそのまま召し上がって頂くのがおすすめです。
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