せとかはおいしい?まずい?みんなの評判・評価まとめ

2001年、長崎県で作られた人気のみかんが「せとか」です。

果肉が柔らかい「清美」に濃厚な甘みのある「アンコール」さらに、果汁と濃厚な味わいが評判の「マーコット」の3種類を交配して作られました。

長崎県と熊本県との間の海峡「早崎瀬戸」や瀬戸内地方での栽培を期待されたことと、香りがよいことが名前の由来となっています。

現在は、愛媛県や和歌山県などの柑橘系の有名な産地で作られています。

それでは、せとかについて、世間での評判や評価について紹介します。

せとかを食べて美味しかったという人の評価

そのとろける食感や濃厚な味わいから「柑橘の大トロ」と評判のみかんです。

香りや味のいいとこ取りを掛け合わせてできたみかん、ということが、おいしいという評価に繋がっていることがよくわかります。

大きめのみかんなのですが皮は薄く、薄皮も薄いため、食べやすいです。

また、大きいみかんだと種がゴロゴロ入っていることがありますが、せとかはほとんど種が入っていないため、小さいお子様からお年寄りまでとても食べやすいみかんとなっていて、そこも評価の上がる要因となっています。

せとかを食べて美味しくなかった（まずかった）という人の評価

せとかは外観で古いものか新しいものを判断するのは難しいです。

果汁の多いジューシーなみかんなのですが、やはり収穫から時間が経ち過ぎてしまう中身がパサパサ、カサカサになり苦味まで出てきてしまってまずいみかんになり、評価が下がってしまいます。

収穫は1月ごろから3月になります。

この頃に買ったものはおいしいせとかの可能性がとても高いです。

しかし、流通量が多い方ではないのでお店でも古いものから出していることもあるようです。

失敗したくない場合はいつ収穫したものか確認するのがよいです。

また、苦味が出てきてしまうことがあり、それがまずいと感じてしまうことがあります。

それは「ナリンギン」という苦味成分が、柑橘類の皮に含まれているためで、栽培中に低温が続いてしまうとそのナリンギンが実の方へ浸透してしまうせいです。

また、せとかの特徴である香り、なのですが、好きな人には評判がよいトロピカルな香りなのですが、もしかしたら、香りがきつ過ぎて、と苦手な人もいるかもしれません。

味もですが、香りの好き嫌いも人それぞれに違うものなので、評価が分かれてしまう要因かもしれません。

せとかを買う時のポイント

旬の時期の2月に出回っているものがおいしいせとかです。

また皮の色が濃い橙色のものほど熟している証です。

薄い黄色のものは避けましょう。形はまんまるよりも少し扁平のものの方がおいしいようです。

軸は細いものがいいです。太いものは果実に水分が多くなり、糖度や栄養が低くなってしまいます。

また、皮にしわがよっていると鮮度が落ちてしまっている可能性があります。

まとめ

生産量が少ないため「幻の柑橘」とも言われているみかんです。

そのため1個1000円になることもあります。

みかんが1000円、と驚いてしまう人の方が多いはずです。

贈答品としてぴったりなのも頷けます。

もちろん自分へのご褒美にもぴったりなみかんです。

「柑橘の大トロ」と評判も頷けるおいしさなので、ぜひ一度味わってみてください。