ふじりんごははおいしい?まずい?みんなの評判・評価まとめ

りんごに詳しくなくても、ふじりんご、という品種は聞いたことがあるのではないでしょうか。

全国のスーパーでよく見かける品種です。

数あるりんごの種類の中でも最もポピュラーと言ってもよい品種、ふじりんごはどのようなりんごなのか、世間の評判、評価はどうなのか調べてみました。

ふじりんごについて

「ふじ」という品種は「国光」という品種と「デリシャス」という品種を交配させ、昭和15年(1940年)にできたりんごです。

その後、昭和37年(1962年)に品種登録されています。

青森で誕生したりんごですが、なぜふじという名前がつけられたのでしょうか。

日本一の富士山、ふじ発祥の地である藤崎町、昭和を代表する絶世の美女山本富士子さんに由来して、などの理由から「ふじ」と命名されました。

はじめのうちは評判がよくなかった「ふじ」ですが、品種改善されていくうちに美しい見た目と抜群の食味を兼ね揃え、昭和57年(1982年)には青森県で生産されるりんごのトップを占める品種になりました。

その後日本で生産されるりんごの約半数を「ふじ」が占めるまでに至りました。

それにはとどまらず、アメリカ、チリなどの世界各国で「ふじ」が栽培され、世界一の生産量を誇るりんごになりました。

貯蔵性が高く低温庫での保存だと半年以上品質を保てることも特徴であるため、販売時期は11月上旬から翌年の8月まで可能です。

また、全世界での生産量が多く、出荷量が多いため、価格も常に安定しています。

ふじりんごを食べて美味しかったという人評価

「シャキシャキ」「カリッ」という食感に関する評価が多い印象です。

りんごといえばこの食感が最大の魅力ではないでしょうか。

その中でも、まさにかじるたびにシャキシャキ感が体感できるのはふじりんごの特徴です。

また極めて果汁が多いので、ジューシーという表現にピッタリなほど果汁が溢れてきます。

さらに果汁が多いだけではなく、甘さと酸味のバランスが良いため、甘さや酸っぱさどちらかが強く出てしまうわけではなく、適度な甘酸っぱさを出してくれていることがおいしいりんごという評価、評判につながっているようです。

食感、味ともにりんごの王道を味わうことができるのが「ふじ」なのではないでしょうか。

ふじりんごを食べて美味しくなかった(まずい)という人の評価

まずい、というより旬を過ぎてしまっていたり、保管状態に影響を受けてしまったふじりんごへの評価、という印象でした。

やわらかい食感のりんごが好きな人シャキシャキ食感のりんごが好きな人で分かれると思うのですが、ここでまずい、と評価した人はシャキシャキ食感が好きで買ったのに思っていたほどそれを感じることができなかった、という意見が多い印象です。

ふじりんごを選ぶ人ははじめからシャキシャキ食感を求めて買っているようです。

ふじりんごは特に蜜が多めのりんごなのですが、旬を過ぎてしまうとりんごは蜜を呼吸のための養分として消化していってしまうため、甘みは変わらないのですが、どうしてもパサついた食感になってまずいりんごとなってしまいます。

ふじりんごを食べるときは旬の時期、もしくは保管状態の良いものを選ぶのがいいでしょう。

ふじりんごを買うときのポイント

まず全体の形は丸みがあってお尻が丸いもの、左右対称のものは味のバランスがいいです。

そして、張りがあって滑らかでツヤがあり、全体に赤く染まっているものは熟している証拠です。

お尻の部分が緑色だとまだ熟していないため酸っぱい可能性があります。

軸は太めのもので、周りのくぼみがへこんでいるものを選びましょう。

シャキシャキ食感は重みと大きさ、指でたたくことで判断しましょう。

大きさの割に重みがずっしりとあれば中に果汁が詰まっています。

また、指で軽く弾くように叩き高音が鳴ればシャキシャキとしている証です。

まとめ

りんご界の絶対王者といわれるふじりんご。

スーパーでも簡単に手に入り、しかも少しの工夫でさらにおいしいものを選べる、ということがわかりました。

今日本では、皮を剥いたり、包丁を出さないといけないことが面倒、という要因から、果物を手に取る人が減っているようです。

でもふじりんごは皮が薄く、洗って切るだけで、皮ごと食べても気になりません。

ふじりんごは面倒なく食べられる果物です。しかも1日1個のりんごで医者いらず、と言われる健康果物であり、さらにダイエット、美に役立つと評判の果物です。

この機会にぜひ美味しいふじりんごをお試しください。