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最近では、海外から珍しいフルーツが入ってくるようになり、昔は全く知らなかった果物が売られていたりします。
ドラゴンフルーツも最近よく聞くようになった果物の一つです。
ドラゴンとつくのでなんだかすごそうな果物ですが、いったいどのようなフルーツなのでしょうか。
今回はドラゴンフルーツについて、どんなフルーツなのか、旬の時期や味の特徴、美味しいドラゴンフルーツの選び方や食べ方を紹介していきます。
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このページの目次
そもそもドラゴンフルーツってどんなフルーツ?
火龍果、pitayaなどとも表記されるドラゴンフルーツは、その名のとおり龍の鱗のようなインパクトある果皮をした果物です。
サボテンの一種ですが乾燥地帯のサボテンとは違い、熱帯地において木に抱きつくようにつるを伸ばして育つことも名称の由来となっています。
大人の手のひらサイズ、10~15cmほどの大きさで、皮は赤、皮から先に伸びる葉は緑、果肉は白でその全体に黒ゴマのような種子が散らばっています。
皮や葉は食べず白い果肉を種子も一緒に食べます。
食感は柔らかくサクッとしており、味はさっぱり甘くて酸味は少なめ。
果汁が多く、種子のシャリシャリとした歯触りが特徴的です。
見た目の奇抜さから敬遠してしまいがちな果物ですが、食べてみるとその見た目とは反対にさっぱりと爽やかな味わいを楽しめるのが魅力です。
ドラゴンフルーツの食べごろ(旬)について
ドラゴンフルーツの主な生産地は中央以南のアメリカで、メキシコをはじめとした中南米や東南アジア、台湾をはじめ、イスラエルや中国南部などでも栽培されています。
輸入が多い一方国産の品も流通しており、沖縄や鹿児島、千葉などが主な生産地となります。
輸入品は通年を通して手に入れやすいですが、国内産の場合は6~11月が主な流通時期で、その頃が食べ頃となっています。
夏~秋に流通するものが最も旬で、産地直送や直売所などで購入をするとより糖度の高い熟したものを食べられます。
スーパーで手に入る外国産の輸入ものは日持ちをさせるために状態が未熟なまま収穫しているものが多いことから、旬の時期であってもあまり甘みが無くあっさりして感じられるなど、国産品とは味が異なることが多いです。
スーパーフードと呼ばれるほど栄養豊富な果物のため、食べるのであればやはり旬の食べ頃ものを選んで口にするのが理想です。
日頃不足しがちな栄養をまとめて取りやすい果物であることから、手に入る機会がある場合には進んで食していきたいものです。
ドラゴンフルーツの味(糖度など)の特徴とは
甘くさっぱりとした味わいで、糖度はそれほど高くありません。
果物の甘酸っぱさが苦手という人でも食べやすい口当たりです。
ただ品種によって糖度は異なり、果肉が黄色やピンクのものは糖度も高いなど、自分の好みの甘さのものを追及していけます。
品種によって差はあるものの100gあたり50kcalとヘルシーで、しかし栄養はとても豊富です。
カリウム、マグネシウム、葉酸、ビタミンCなどが含まれています。
カリウムは100gあたり350mgと数ある果物の中でも特に多い部類で、ナトリウムを排出してくれる作用があることから塩分の摂りすぎによる高血圧やむくみ対策に効果があります。
カルシウムと共に骨を形成する重要な成分であるマグネシウム、細胞の合成や造血に不可欠なビタミンの葉酸、美容でおなじみビタミンCなど大切ながらも不足しがちな栄養を効率よく摂れるので、食卓に取り入れていくことで健康に上手に役立てていけるでしょう。
また果肉の赤いドラゴンフルーツにはアントシアニン系の色素成分であるベタシア人も含まれています。
抗酸化作用や抗がん作用と共に生活習慣病の予防にも効果が期待できる栄養です。
美味しいドラゴンフルーツの選び方や食べ方
より美味しいものを選ぶためには、手に持った際に重みがあるもの、皮が張っていてしなびていないもの、突起状の特徴的な葉が幅広く先端が短いものを選ぶと良いでしょう。
またサイズそのものが小さめのものは熟す前に収穫されたものなので、ある程度大きさのあるものを選ぶことも重要です。
追熟するものでは無いため購入後は早めに食べるようにし、また食べるまで時間があくときは乾燥しないよう袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存するのが理想です。
食べ方については冷やしてそのまま食べるのがスタンダードでしょう。
冷やしすぎると甘みを感じなくなってしまうため、食べる1時間前くらいに冷やしておくのがベストです。
バナナといっしょにスムージーにしたり、細かく切ってヨーグルトにトッピングするのもおすすめです。
またサラダとの相性も抜群なので、葉物野菜やトマトと一緒に盛り付けるのも良いでしょう。
鮮やかで色合いも良くなり、全体の栄養バランスも上がるなどいいことづくめです。
食べ方は皮がついたまま縦半分に切り、そのまま食べる場合にはスプーンですくって食べてOKです。
アレンジして食べる場合にはさらに縦半分に切ってから皮を剥がし食べやすい大きさにカットすると扱いやすいです。
種はそのまま食べられますし、粒が小さく固くもないので、ミキサーなどにかける場合にも取り除く必要はありません。
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まとめ
独特で特徴的な見た目からなかなか手を出せずにいる人も多い果物ですが、さっぱりしていて食べやすいので、見かけた際にはぜひ手に取ってみてください。
食べ頃を上手に見極めるのが難しいのであればスーパーでは無く直売所や産地直送品を利用すると糖度も充分な食べ頃のものが手に入り失敗がありません。
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