甘平(かんぺい)はおいしい?まずい?みんなの評判・評価まとめ

最近ではいろいろな種類のみかん、オレンジがスーパーで出回るようになりました。

その中でもたまにブランド果物とよばれるすごく高価なものも登場しています。

みかん・オレンジの中では「甘平(かんぺい)」が有名所です。

では、この甘平、どのような評判、評価があるのか調べてみました。

甘平(かんぺい)について

1990年代に「西之香」と「不知火」を掛け合わせて誕生し、2007年に品種登録されました。

その後2014年にDNA鑑定による交配親を鑑定した結果、なんと、これまで示してきた「西之香」と「不知火」ではなく、「西之香」と「ポンカン」であることがわかりました。

みかんとオレンジも掛け合わせでタンゴールの一種となります。

糖度の高さと扁平な形から甘平(かんぺい)、と名付けられました。温州みかんより2回りほどの大きさで重さもずっしりしています。

大きいのに、皮は柔らかく簡単に手で皮を剥くことができます。

じょうのう膜も薄いのでそのまま手間なく食べることができます。

愛媛県でのみ栽培されていて、主に宇和島市、伊方市、などで作られています。

甘平(かんぺい)を食べて美味しかったという人の評価

甘平(かんぺい)は極めて薄い外皮の中にシャキッとしたあまい大粒果肉がぎっしり詰まっています。

大きいけれど大味ではなく繊細な味です。大きな特徴はその甘さです。

糖度が高く、高いものは糖度18度をこえるものもあるほどです。

それに比べてクエン酸含量は1.1%程度と低いので強い甘さを感じます。

驚異的な甘さと表現されているほどです。

とにかく甘い、という評価が多いのも頷けます。

多めの果汁で、ジューシーさやみずみずしさもじゅうぶん堪能できるようです。

くわえて、はっさくのようなプチプチ食感も甘平の特徴です。

多めの果汁と相まって高級感、という評判が聞こえてくるのも頷けます。

甘平(かんぺい)を食べて美味しくなかった（まずかった）という人の評価

甘平(かんぺい)はとても人気があるのですが愛媛県オリジナルなので収穫量が少なく希少価値の高い柑橘です。

また、それだけではなく、栽培が難しいことも希少価値の高くなる要因となっています。

栽培が難しい要因のひとつが、甘平は「硬化症」といった病気になりやすい、ということです。

これになってしまうと中の実が非常に硬くなってしまいます。

「まずい」というレベルではなく食べられないほど硬くなってしまいます。

水分もなくなりパサパサになってしまいます。

美味しい、という口コミの中にたまにこのような評価が混ざっているのはこれが原因の可能性もあります。

代品を用意してくれるお店もあります。高価ですので、硬化症疑いの商品だった場合は相談してみてもいいかもしれません。

それ以外にも旬が過ぎていたり保存状態が悪いと味や食感は落ち、みかんとしての評判が下がってしまっているようです。

甘平(かんぺい)を買う時のポイント

持った時にずっしり重いものは果汁が多めです。

果皮の色は濃く色ムラがなく、張りがありみずみずしいものが良いです。

形は扁平が望ましいです。

皮と果肉の間に隙間ができる浮き皮という状態にはなりにくいのですが、浮き皮のものは果汁が少なく味が悪いことがあるので避けた方がいいでしょう。

まとめ

最近「マツコの知らない世界」でのみかん特集でも取り上げられるほど評判になった甘平(かんぺい)。

愛媛県のみで作られているみかんは他にもあるのですが「愛媛の頂上柑橘」と呼ばれるほどのおいしさです。

さらに、果物屋が選んだ、甘いみかん(柑橘)ランキング10でも堂々の1位に選出されるほどの甘さです。ぜひお試しください。