富良野メロンの旬の時期(食べ頃)や味の特徴(糖度など)を解説

赤肉メロン


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北海道富良野地域でとれるメロンは

生産者さんのこだわりによってできたブランドメロンです。

 

せっかく美味しいメロンなので、より詳しくメロンのことを知ることで、さらに美味しくいただけるかと思います。

 

なので今回は「富良野メロン」について、特徴やメロンの糖度、さらに食べ頃の時期や美味しいメロンの見分け方などを紹介していきます。


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そもそも富良野メロンってどんなメロン?

富良野メロン

富良野産のメロンは、網目模様の赤い果肉のメロンです。

 

生産地は北海道の旭川から50㎞ほど南に離れた富良野市内にある6地区から出荷されたメロンの総称です。

 

この辺りの土地は水はけがよく、昼夜の寒暖差が激しいため、メロンの栽培に適しているのです。

 

富良野のメロン農家さんは、今から52年前に初めて生産を開始しブランド化に成功。

 

現在は同じ北海道特産物といわれる夕張メロンと並ぶほど有名なブランドメロンになっています。

 

(夕張メロンと富良野メロンの違いについては別記事で紹介しています。)

 

富良野は北海道の中央に位置し、盆地の特性によって寒暖の差が大きいのが特徴です。

 

厳しい冬の季節が始まるまでは日照時間が長く、梅雨がほとんどない土地は、理想のメロン産地と言えるでしょう。

 

メロンの品種は4種類ほどあり、ルピアレッドが最も人気です。

 

4つのメロンの品種を総称して「富良野メロン」となづけています。

 

厳しいランク分けなどは設けられていませんが、自由に生産者さんの特徴をだす事ができるため、特別に甘く大きなメロンを生産する農家さんもいらっしゃいます。

 

富良野メロンの食べごろ(旬)について

食べ頃は、他のメロンと比べると期間が長いのが特徴です。

 

通常のメロンの出荷は6月から8月と長くても3か月程度ですが、富良野のメロンは9月下旬まで食べ頃です。

 

その年の気候次第では、10月頃まで出荷していることもあります。

 

このメロンは、収穫してから熟成するまでの間を長く保つことができます。

 

食べ頃前に収穫しても長く保存できるので、出荷前に熟してしまう事もありません。

 

収穫から1週間程度で完熟していきます。

 

その変化をみているのも楽しみの一つです。

 

購入した後は、常温で保管しておくと甘い香りが漂ってくるはずです。

 

富良野メロンの味(糖度など)の特徴とは

赤肉メロン

富良野産のメロンの味はどれもしっかりした甘さとやわらかさが特徴です。宝石のように輝くオレンジの果肉は食欲をそそります。

 

平均糖度は15度以上という高い糖度をもっており、どのブランドメロンと比べても、甘いと言われてます。

 

スプーンで一口すくって食べると、つるっとしたのど越し、そして後からしっかりした甘さが口の中に広がるでしょう。

 

メロンの歯ごたえは完熟するほどより柔らかくなるので、お好みの果肉の固さで食べることもできます。

 

同じ富良野産でも、果肉は緑色のものとオレンジの2種類があります。

 

ほとんどがオレンジの果肉のメロンですが、赤肉は緑肉よりも糖度が高く、栄養素も豊富です。

 

反対に緑色の果肉はオレンジと比べると水分をたっぷり含み、ジューシーな甘さを持っています。

 

美味しい富良野メロンの選び方や食べ方

美味しいメロンを選ぶには、まずおしりの部分の柔らかさをチェックしてください。

 

富良野産は日持ちしやすいため、店頭に並ぶ時はまだ未成熟な状態で売られていることが多いです。

 

香りもなくメロンのおしりの方を触るとカチカチに固いものは、まだ食べ頃ではありません。

 

青みがかかっている網目の下地部分がだんだん黄色がかって、やわらかくなると共に甘い香りがしてきます。

 

メロンを保存するなら常温で日の当たらない場所に置いておきましょう。

 

冷蔵庫に入れっぱなしにしておくと、熟成せず、甘味が逃げてしまうため、おいしくないメロンになってしまいます。

 

熟成させて、初めて甘味とおいしさが引き出されるので、常温で保存し、食べる数時間前に冷やすのがおいしく食べるコツです。

 

もし箱に入っているメロンなら、箱から出してメロンに呼吸をさせてあげることも、甘く美味しいメロンにする方法の一つです。

 

何日か置いておくと、おしりの部分が柔らかくなってきます。毎日触って確かめてみてください。

 

メロンを選ぶ時は、ツルが乾いてしおれているものを選んだり、香りがたつものを探してみてください。

 

みていて少し若いなと思ったら、常温に数日置いておけば甘い香りに包まれてくるはずです。

 

旬のメロンを美味しく食べるなら、そのまま食べるのがおすすめです。

 

完熟したメロンを冷蔵庫で2時間ほど冷やせば、十分に美味しく頂けます。

 

ひと手間かけるなら、生ハムと一緒に食べるとさらにメロンのおいしさが引き立ちます。

 

塩気の効いたやわらかい生ハムと、糖度の高い肉厚な富良野メロンは相性がよく、高級前菜にもなります。

 

もう一つのおすすめの食べ方は、完熟しきったメロンにソフトクリームを合わせて食べる方法です。

 

メロンの甘味がクリーミィなソフトクリームと相まって、高級スイーツに早変わり!

ぜひお試しください。


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まとめ

同じ北海道の地域限定メロンですが、夕張メロンと比べてリーズナブルで、生産者独自の工夫もユニークです。

 

もちろん、現地で食べる方が非常にリーズナブルですので、メロンの旅と称して北海道旅行するのも楽しみの一つになります。

 

どうしても行けない人は、お取り寄せやふるさと納税などをチェックしてみてください。

 

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