いよかんはおいしい?まずい?みんなの評判・評価まとめ

昔から日本で親しまれている柑橘類である

いよかん

冬にたべるみかんといえばいよかんだ！という人も多いですが、そんななか

「あんまりいよかんは得意じゃないんだよなー」

という人もいたりします。

今回は、いよかんを美味しいという人と美味しくない（まずい）という人の意見を集めて、その理由を紹介していきます。

いよかんについて

いよかんは日本が原産とされ、明治19年に山口県で偶然発見された「偶発実生」です。

発見当初は親となる品種が不明で、何かしらのみかんとオレンジが掛け合わされてできたのではないかと言われていました。

ゲノム解析をおこなったところ、「カイコウカン（海紅柑）」と「ダンシー（大紅みかん）」の交配による品種だと判明しています。

発見された時には「紅みかん」「穴門みかん」という名称でしたが、やがて愛媛県で栽培が盛んになり、温州みかんとの混合を防ぐため、「いよかん（伊予柑）」と呼ばれるようになりました。

愛媛県は旧名を「伊予国」と言いますし、「伊予の柑橘類」＝「伊予柑」となるのも納得です。

特徴としては、皮がやや厚いのですが、手で剥ける程度です。

艶のあるだいだい色が目を引きます。みかんよりも少し大きいサイズで、8cm程度のものが多いようです。

しかし、重さはみかんよりもだいぶずっしりとしており、美味しいものを探す時には外せないチェックポイントになります。

いよかんを食べて美味しかったという人の評価

評判を見ると、「果汁が多くてジューシー」というのが人気の秘密のようです。

柑橘類は果汁をたっぷり含んでいるもののほうが人気が高いため、その条件を満たしているのでしょう。

また、酸味があっても甘さとうまい具合に融合し、楽しめる甘酸っぱさになっているのが特徴的です。

甘いだけではなく、多少の酸味も欲しいという人に最適なフルーツだと言えそうです。

いよかんを食べて美味しくなかった（まずかった）という人の評価

美味しくないという人の評判としては、「皮が厚くて食べにくい」「なんかぱさついてた」というのがありました。

もともと皮が厚いフルーツですので、固いと感じる人がいても仕方がないと言えます。

「果汁が少ない」「かさついて苦い」というのは、鮮度が落ちているとたまに見られる状態です。

本来いよかんは果汁が非常に多いので、本来の魅力を失ってしまったものを食べてしまった人の評判だと思われます。

もしまた買うことがあれば、ぜひフレッシュなものを選んで欲しいと思います。

いよかんを買う時のポイント

購入する場合には、まずヘタの部分をチェックしましょう。

ヘタが小さいほうが美味しいものに当たりやすくなります。

ヘタが大きいものは太い枝から収穫されています。太い枝についていた果実は栄養が足りず、味が落ちてしまいがちなのです。

色はだいだい色が濃く出ているものが望ましいです。また、むらがなく、全体が均一のだいだい色をしているとなお良いでしょう。

手に持ったときの重みもポイントです。

重いと感じるほうが果汁を多く含んでいるため、食べたときにジューシーさを味わえます。

同時に、手にした時には皮と身の間がスカスカしていないものにしましょう。

隙間があると果汁の量が期待できず、ジューシーな味わいを逃してしまいます。

まとめ

一般的なみかんと比べると、大きくて重く、食べ甲斐のあるフルーツです。

ジューシーで甘酸っぱい味わいに、虜になる人もたくさんいます。

皮が厚いため、手で剥けないのでは？と心配してしまいますが、実際は手で剥けるので手軽に楽しめます。

ただ、鮮度が落ちると食感や味が劣ってしまう性質も持っています。

購入する時にはぜひフレッシュなものを選び、美味しいいよかんを食べてください！

⇒有田みかんの旬の時期や味の特徴について

⇒有田みかんと田村みかんの違いとは？

⇒有田みかんと愛媛みかんの違いを徹底比較！