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みかんの代表的なブランドには有田みかん、愛媛みかんなどがあります。
みかんは様々なブランドがありますが、その中でも有名な有田みかんとあまり名の知られていない田村みかん。
違いを知りたい!と思っているあなたは、
このページを読めば違いが明確に分かるのはもちろん、知識もグンと上がること間違いありません!
読まないと美味しいみかんを選べずに、本当の美味しいみかんの味を知らないままかもしれません。
そんなことにならないように、このページを読んでみてくださいね。
さて、みかんは、誰もが認める冬に親しまれる果物の1つですよね。
有田みかん、田村みかんはそんなみかんのブランドの1つですが、1つ共通していることがあります。
それは、有田みかんと田村みかんの産地がみかんでも有名な和歌山県だということです。
有田みかんも田村みかんも同じ和歌山県で栽培されているんです。
和歌山県といえばみかん生産国1位で、年間降水量が少なく、温暖な環境ということもありみかん栽培に適した環境です。
同じ環境で育ったなら味も同じじゃないの?と思うかもしれませんが、違うところが5点あります。
それは見た目、栽培方法、糖度、等級、値段です。
同じ環境で育ってもこれだけの違いがあるんです。
今回は有田みかん、田村みかんの違いを徹底比較していきます!
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有田みかんと田村みかんについて
比較をして行く前に、有田みかんと田村みかんがどのようなブランドなのかを簡単にお話ししますね。
【有田みかん】
和歌山県有田市で作られているので有田みかんです。
読み方は”ありた”ではなく”ありだ”です。
産地の名前がそのままブランド名になっています。
長い歴史と伝統があり有田市で450年ほどみかん栽培をしてきた、日本一のみかん生産量を誇るブランドです。
スーパーやデパートなどで買うことができるため、日本のみかんのブランドでは知名度がトップクラスです。
有田みかんの旬の記事や味の特徴に関しては別記事で詳しく書いているのでそちらもご覧ください。
【田村みかん】
和歌山県有田郡湯浅町田(田村)地区で作られています。
そこで育てられたことから田村みかんというブランド名になっています。
品質の高さ、味の濃さ、上品な甘さが特徴で、1度食べたらその味を忘れることが出来ないくらいの味で、リピーターも多いです。
百貨店、高級フルーツ専門店に並ぶことが多く、ふるさと納税のお礼品としても超大人気の、みかんの最高級ブランドのうちの1つです。
有田みかんと田村みかんの違いを徹底比較!
ここでは、有田みかんと田村みかんを、見た目、栽培方法、糖度、等級、値段の5点で比較していきます!
見た目
有田みかんと田村みかんは見た目から違うところがあります。
◯有田みかんの見た目
一般的なみかんと同じやまぶき色、またはオレンジ色です。
◯田村みかんの見た目
一般的なみかんよりも濃いオレンジ色、人参色です。
そして田村みかんの見た目の特徴として白い粉が表面に付着しています。
農薬?食べて大丈夫?なんて思う方もいるかもしれませんが、実はこの白い粉が田村みかんの美味しい秘訣なのです。
(補足)田村みかんの白い粉の正体
白い粉の成分はカルシウムなので身体にも安心です。
みかんは成熟期に糖分や旨味成分、アミノ酸などが果実の中に大量に蓄積されます。その頃にこの白い粉を散布します。
果皮のみが水分を多く取りすぎると、果皮のみが成長を続け果皮と果肉の間に隙間ができ、味の薄いみかんになってしまいます。
白い粉を散布し、葉や表面を乾燥させることで旨味を果実から逃さずに、果皮のみの水分の蒸発を促進させる効果があります。
白い粉は田村みかんの旨味をぎゅっと果肉に閉じ込めてくれる必要不可欠なもので、田村みかんの美味しい秘訣なのです。
同じみかんなのに見た目に違いがあるとは驚きですね。
栽培方法
同じ環境でも、栽培方法が違うと味や形に変化が出てきます。
栽培方法の違いを比較していきます。
◯有田みかんの栽培方法
みかんの大きさを均等にするために間引きを行なっています。
果実が傷ついていたり、大きすぎたりするものも間引きをして、大きさ、形の良いみかんを作っています。
化学肥料については使っているみかん、使っていないみかんなど様々です。
病害虫防除(農薬使用)については、規定量が決まっており、その基準を守って防除を行って栽培しています。
◯田村みかんの栽培方法
田村みかんはマルチ栽培というものを行なっています。
マルチ栽培とは土壌の乾燥や多湿を防ぐためにビニールフィルムなどで覆う栽培のことを言います。
その栽培方法によりみかんの味や形を保ち、品質の良いみかんを作っていきます。
また低農薬を徹底すると同時に、化学肥料は一切使用せず、海草やカツオ、ニシン、イワシなどの魚粉、蟹殻、蛎殻など海産物系の有機肥料を使用して栽培しています。
同じ環境でも有田みかんと田村みかんの栽培方法は全く異なります。
糖度
◯有田みかんの平均糖度
12〜15度
◯田村みかんの平均糖度
13〜17度
田村みかんは糖度が13度以上あるのを確認してから収穫するそうです。
最高糖度17度はどのような甘さなのか味わってみたいですね。
等級
みかんには品種の等級(ランク)がついていて、
秀 > 優 > 良 > 無印
という順番で区別されています。等級の違いはあるのか、比較していきます。
◯有田みかんの等級
秀〜無印まで様々
◯田村みかんの等級
秀のみ
有田みかんに比べると田村みかんは秀のみで品質が絶対に保証されている感じがしますね。
値段
気になるお値段ですが、有田みかんと田村みかんの値段の差はどのくらいあるのでしょうか。
◯有田みかんの値段
5kg 平均4000円前後
◯田村みかんの値段
5kg 平均7000円前後
値段の差は3000円ほどですね。
田村みかんは糖度も等級も高く、マルチ栽培という品質を大切にした栽培を行っています。
そのため、有田みかんに比べると1つひとつが手作業で何度も検品するという手間がかかっている点から、値段も上がってくるのですね。
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まとめ
有田みかんに比べると田村みかんの方が品質にこだわり、1つひとつに手間をかけて栽培しています。
そのため、田村みかんのほうが品質が高く、旨味がある高級ブランドと言えるのではないでしょうか。
有田みかんと田村みかんの旬の時期は11月〜1月です。
味の違いを実感するためにも、この時期に食べ比べをしてみるのもいいかもしれませんね。
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数年前から田村みかんを使ったゼリーを販売しております。今の当社がゼリーを商売の要にできたのもこのみかんとの出会いからです。生産者から「門外不出」のみかんとお聞きしながら、原材料の説明を十分せずにおりましたが、こちらの説明でよく差別化が理解できましたので、説得力ある商品説明ができそうです。ありがとうございます。
サイト管理人の山岡です。
本記事がお役にたてたなら何よりです^_^