富有柿はおいしい?まずい?みんなの評判・評価まとめ

秋の果物といえば、柿。

その柿のなかでも、特に有名なブランド柿といえば、「富有柿」です。

富有柿は多くの方に好まれ、今も沢山の人に愛されていますが、中にはあまり美味しくなかったという意見を言う人もいます。

今回は富有柿について、美味しかった、美味しくなかったという意見を集めて、どのような人に好まれているのかなどを調べました。

富有柿について

岐阜県が発祥とされている完全甘柿の一種であり、1857年の江戸末期に栽培を始めたのが起源とされています。

あの有名な歌川広重の「木曽街道六十九次」という絵に岐阜県の「美江寺」が描かれているのですが、そこにきちんと柿が描かれていて、柿作りがその頃から盛んに行われていたことがわかります。

主な産地は西日本で、2018年の時点では奈良県が最も多く栽培しています。

収穫は10月下旬から12月中旬で、この頃が旬の時期といえます。

富有柿はどのような柿なのか、世間では評判がどの程度であり、どんな評価がされているのか調べてみました。

富有柿を食べて美味しかったという人の評価

「甘柿の王様」と呼ばれているほど評判が高く、日本における柿の中で生産量が一番多い品種です。

果汁が多めで、熟してくると甘くとろけるような食感になるのが大きな特徴です。

糖度は平均で16〜17度となりとても高く、さらには19度を超えるものもあるようです。

食感や甘味に対する評価が多いのがうなずけます。柔らかく、甘い柿がすきな人にはぴったりです。

富有柿を食べて美味しくなかった（まずかった）という人の評価

甘くておいしいとい評判の良い富有柿ですが、その中においしくない、まずい、と言った評価も混ざっています。

好きな柿の好みは人それぞれで、硬くてシャリシャリのものは好きか、とろける柔らかいものが好きか、に分かれます。

硬い食感が好きな人にとっては富有柿は少し苦手な食感かもしれません。

また、まずい、甘くない、という原因はまだ熟していない柿であった可能性もあります。

富有柿を買う時のポイント

まず、ヘタを見ます。4枚の綺麗なヘタが残っていて、ヘタと実の間がピッタリくっついているものがおいしい証拠です。

ここがくっついていないと甘くなかったり早くに柔らかくなりすぎてしまう可能性があります。

ヘタじたいも硬く乾燥しているものより青々とみずみずしいものの方が収穫してすぐの柿です。

柿の表面が白い粉に覆われているのを見たことがあると思います。この白い粉はブルームといって柿の実の油脂成分で雨や病気から柿を守る役目と、水分の蒸発を防ぐ役目を担っています。

そのためブルームに覆われている柿を選ぶことが大切です。また、手のひらにずっしり重さを感じるものの方が良いです。

その他に、橙色が濃いもの、ヘタの部分の実が赤い、というのがおいしい柿の目安となります。

まとめ

柿が赤くなると医者は青くなる、と「ことわざ」があるように、柿には栄養がたっぷりつまっています。

ビタミンCやミネラルなどあげたらたくさん出てきます。

世界に誇れる日本の富有柿、ぜひお試しください。

⇒富有柿と刀根柿の違いを徹底比較