つがるりんごはおいしい?まずい?みんなの評判・評価まとめ

りんごの中でも「ふじ」と一二を争う知名度の高さをほこっているのが

「つがるりんご」

です。

名前を聞いたイメージとしては青森で作られた品種で、青森で多く作られているりんごなのかな、といった印象を受けます。

実際つがるりんごはどのようなりんごで、どのような評判があるのか、調べてみました。

つがるりんごについて

つがるりんごは青森県で作られたりんごで、親は「ゴールデンデリシャス」と「紅玉」です。

1930年に作られたりんごでしたが、収穫前の落果が多く、「咳払いすると落ちる」と嘆かれたそうです。

改良されていき、品質の良さが認められたのはその40年ほどのちで、「つがる」と命名されたのは1975年(昭和50年)になります。

現在はふじについで国内で2番目に収穫量が多く、手に入りやすい品種です。

りんご、といえば秋に収穫のイメージですがつがるりんごは8月に収穫できる早生種です。

果皮は紅色で縞状に色づきます。重さは300gほどで、少し大きめのりんごになります。

前までは袋をかぶせて栽培する「つがる」と袋を被せない栽培の「サンつがる」が出回っていましたが、現在ではほぼ「サンつがる」に切り替わっており、「つがる」はほぼなくなっているようです。

では、つがるりんごの評判、評価はどのようになっているでしょうか。

つがるりんごを美味しかったと言った人の評価

甘くて柔らかい食感という評判のようです。

つがるの大きな特徴は酸味が少なく、甘くてジューシーなところです。親が「紅玉」ですが、酸味が強くなく甘みを引き立てています。

甘いものは糖度は12〜13.5%にまで達するようです。

酸っぱいのが苦手な人からの評価が高いりんごと言えます。

食感は他のリンゴよりも柔らかく、シャリシャリしています。桃にも近いほどのジューシーさで柔らかい甘みです。

シャキシャキ硬い食感よりも柔らかい方が好き、という人にもこちらのりんごがおすすめです。

つがるりんごを食べて美味しくなかったと言った人の評価

美味しくなかった、まずい、という評価というよりは、りんごの好みがつがるでなかったことと、旬の時期を過ぎてしまったことに対しての評価のようです。

りんごの好みは硬いりんご派とシャリシャリの柔らかりんご派に分かれると思うのですが、硬いりんご派にとってはちょっと物足りないのかもしれません。

またシャリシャリ感がなく、もさもさになってしまうのは古くなり、水分や脂質が抜けてしまってまずいりんごになってしまいます。

特につがるは「モソモソ、ボソボソ」になりやすい品種です。

もともとりんごの果肉がやわらかいのがその要因です。

外側から中身がわかるわけではないので、切ってみたらモソモソのりんごだった場合も考えられます。

生食が難しい場合には、コンポートにしたりすりおろしてお肉の下ごしらえに使ったり、と色々な活用方法があるようです。

ほかにいくつかあった評価は色が美味しくなさそう、というものでした。

そもそもりんごの色が赤いのは皮に含まれる色素の影響です。

秋になり気温が徐々に低下してくるとその色素が本格的に増えてきます。そう考えると他のリンゴよりも収穫が早いつがるは赤色がつきにくいのかもしれません。

しかし赤色とりんごの美味しさは比例ではないのでおいしいりんごであることは変わりません。

つがるりんごを買う時のポイント

表面がよく色づいていてずっしり重みを感じるものがいいでしょう。

つがるはシーズンの初めに出回るので、赤色があまりついていないものもあります。

赤色が薄くてもお尻の部分が黄色ければ熟している可能性が高いです。

また、果皮がベタベタしているものほど熟しているサインです。

まとめ

暑い夏にこそ食べたくなるジューシーなりんごですが、ほとんどのりんごの旬は秋からです。

そんな中、夏に美味しく食べることができるのがつがるりんごです。

旬が短く儚いりんごです。ぜひおためしください。